ふすまや障子、窓や玄関など引違いの扉は家の部屋の中から見ても外から見ても、右側の建具が手前になっています。これは建築業界では決まり事のようになっています。なぜでしょう？

それは単純に考えると、日本人のほとんどの人が右利きであるからだそうです。右手で右側の扉を開くのが使い勝手が良いということですが、深く追求していくうちに右側優先もしくは上位という考え方は日本古来からある長年の習慣であり、『しきたり』であることに気付きました。

例えば、結婚式では新郎が新婦の右側に立ったり、舞台では客席から見て右側が上手になります。タクシーに乗る時も運転手の後ろ、右側が上席になります。また右が上位とする ことわざや言いまわしがあります。『右肩上がり』『○○の右に出る者はいない』などなど。

普段の生活の中でも意識してみると、他にも右側上位のものがあると思います。

今日はちょっとした雑学の一つを紹介してみました。


aiai コニシ



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