今週は天気がよく、桜が綺麗に咲いているのを目にします。仕事上、車での移動が多いので運転しながらお花見を楽しんでいます。

写真は彦根城の桜です。お堀の水面に映る桜の向こうには天守閣が見えます。満開でとても綺麗でした。

建築界の巨匠である安藤忠雄氏も、桜をこよなく愛する人だと聞きます。私が当時学生の頃、10年程まえになりますが、京都駅ビルコンペが行われました。安藤忠雄氏の案は最終選考まで残ったのですが、残念ながら実現には至りませんでした。結局は賛否両論もありますが大階段が印象的な現在の原広司氏の案になりました。

安藤忠雄氏の提案したデザインは、線路上に巨大な屋根を架けてその上を広大な広場とし、一面に桜が植えられる計画で、さらにそこをまたぐようにして羅城門をイメージした逆凹字形の駅舎を建設するというものでした。桜の羅生門が京都を訪れる人々を出迎えるという、壮大な建築を見たいと願っていた人は、私含めたくさんおられたと思います。

安藤氏の京都駅ビルが建っていれば、この時期はきっと話題になっていたでしょう。

桜の季節は短いですので、皆さんも楽しんでください。

aiai コニシ



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