アナログ作業 |
建物を設計するにあたり、今では手描きで図面を書き上げることはほとんどありません。
パソコンでCADソフトを使って作成し、図面をデータ化してやり取りすることがほとんどです。CADソフトも種類があくさんあるので相互性の面で手間取ることもありますが、正確さや作成時間を考えると手描きよりずっと便利です。
ですので最近の設計事務所では、ドラフター(製図版)を置かないところも多々あります。うちのアトリエにもドラフターは置いてません。いや場所的に置けません(涙)。
現状はそんな感じですが、一級建築士の試験では今でも二次の設計試験は手描きです。A2サイズの『平行定規』という製図板を一般的に使用します。あの規模の建築物を実務で手描きで書くことは今ではありえません。でも今後もきっと建築士試験がCADになることはないと思います。
それは製図版が売れなくなると困る人達がいるから。
いや、やっぱり手描きが基本だから。
私は手描き図面があまり得意ではありませんが、今回の外構プランは手描きで描いてます。手書きは手間が掛かりますが思いがこもります。そして定規を使わずあえてフリーハンドで描くとその思いが伝わります。
それが狙いかも・・・。
aiai コニシ
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by aiai_corp
| 2010-02-07 21:52
| 新築デザイン